コタラヒムブツとは、スリランカに自生するニシキギ科の植物です。学名はサラシアレティキュラータワイト(Salacia Reticulata Wight)といい、現地シンハラ語で「コタラヒムブツ」(Kothala Himbutu)と呼ばれています。

スリランカの人々は豊富なハーブを暮らしに取り入れているのですが、なかでも「コタラヒムブツ」はスリランカ政府の許可なく伐採できないという、最重要ハーブです。またスリランカでは西洋医学とともにアーユルヴェーダ(伝統医学)も医療として高い地位を占めています。スリランカのアーユルヴェーダ医は糖尿病患者に対し、血糖値の上昇を抑制させるため「コタラヒムブツ」を勧めしています。もともとアーユルヴェーダは、インド発祥の伝統医学ですが、スリランカに渡り、長い歴史の中で独自の発展をしてきました。特に植物の固有種が多いスリランカでは、ハーブに関する知識はインドの知識を凌ぐと言われています。

昔、スリランカの王は、コタラヒムブツの幹をくりぬいて作ったマグカップに水をいれて愛飲していたという逸話があります。現代において、糖尿病患者に対するアーユルヴェーダ医の処方箋としてコタラヒムブツが勧められます。市中のお店でコタラヒムブツのチップを購入することができ、それをお湯で煮出して飲むことができます。このように、スリランカではコタラヒムブツがごくごく一般的に利用されています。

コタラヒムブツは余分な糖分だけをカットしてくれる働きがあります。そもそも私たちが食べ物から摂った糖分は、腸内でα-グルコシターゼという酵素によって「ブドウ糖」と「果糖」に分解され、血液中に吸収されて血糖値を上げていきます。コタラヒムブツから抽出されたエキスには、脳に必要な「ブドウ糖」は残し、脂肪や肥満のもととなる「果糖」の吸収を抑制して血糖値のレベル上昇を防ぐという効果があります。

スリランカではコタラヒムブツが血糖値を抑える効果があると、経験的に知りアーユルヴェーダ医の処方となっていましたが、近年イギリスや日本でコタラヒムの研究が行われるようになり、コタラヒムブツの抽出液が血糖値を下げるという研究データや血糖値抑制メカニズムが発表されています。

下のグラフは食後の血糖値の変化をグラフ化したものです。コタラヒムを摂取することで、食後の血糖値の上昇が緩やかになることが分かります。

※ 以上の研究を踏まえて、弊社が日本で「コタラヒムブツ」の製品を販売するにあたり、「コタラヒム」という名称で商品化いたしました。現在、日本国内では、大宮SOGO百貨店、漢方専門一心堂薬局で店頭販売しております。通販サイトでは、アマゾン、楽天市場等で販売しております。

参考文献:片岡邦三, 健常者および2型糖尿病患者におけるサラシア・レティキュラータ抽出物(コタラヒム®エキス末)の食後高血糖改善作用と安全性についての検討, ニュー・ダイエット・セラピー, 2005, vol20, no.5, p48-53.